목차
第1章|博物館とは何か = 11
1 物質文化としての博物館 = 11
博物館とは/コレクションと博物館/博物館の属性一公共博物節と
は/博物館と教育
2 博物館の機能 = 16
3 博物館と科学技術 = 20
博物館史における科学技術博物館の重要性/科学技術博物館の分類
——自然史系博物館匕理工系博物館
4 博物館史における時代区分と科学技術博物館の二世代 = 23
5 展示の方法の変遷 = 29
二層展示/分類展示/機能展示一生物環境展示,時代室,動態展示
/参加型展示
6 博物館におけるモノと見学者、および見世物との比較 = 39
7 博物館学の形成 = 41
8 各分野の博物館とその分野の学 = 46
9 博物館の近年の動向 = 47
第2章|博物館の前史 = 49
1 古代 = 49
2 中丗 = 51
3 ルネサンス期とバロック期のキャビネット = 54
宇宙の縮図「キャビネット」/ルネサンス期のキャビネット/「驚異の部屋」「驚異の部屋」の評価/バロック期とキャビネットの終群
第3章|近代的公共博物館への過渡 = 83
1 科学革命と公共博物館への胎動 = 84
2 団体博物館 = 88
-ロイヤル・ソサエティの陳列室とアシュモール博物館・
4個人博物館 = 99
5 ヴァーチュオーソとコーヒーハウス = 103
6 ロンドンの見世物 = 109 = 111
8 バーナムのアメリカ博物館 = 117
9 アデレード・ギャラリ= 120
第4章|近代的公共博物館の出現 = 131
1 ルーヴル美術館の成立 = 132
前史/ルーサル美術館の誕生/ナポレオン戦争、ドゥノン,美術品接
収/ルーヴル美術館とフランス美術の発展/公共博物館としてのルー
ヴル美術館
2 美術館および博物館をめぐる諸問題 = 151
3 近代的技術博物館の出現→パリ工芸院博物
前史/パリ工芸院の設立/パリ工芸院の学校/パリ工芸院博物館のあゆみとコレクション/パリ工芸院の図書館/パリ工芸院博物館の革新
とサン゠ドニ保存所開設/パリ工芸院博物館の評価 = 190
4 大英博物館の成立 = 190
5 自然史の博物館 = 197
6 植物園,動物園,水族館 = 204
7 公共博物館の拡大と専門博物館の出現 = 212
第5章|教育のための博物館の実現 = 225
! サウス・ケンジントン博物館と
ビクトリア・アンド・アルバート美術館の治菜 = 227
デザイン学校/ロンドン万国博覧会とサウス・ケンジントン博物館の誕生/コールと彼の博物館手法/ペスナル・グリーン分節/デザイン
学校、ロンドン万博、サウス・ケンジントン博物館の社会的・数治的
意養/大英帝国博物館としてのサウス・ケンジントン博物館/サウス・ケンジントン博物館からピクトリア・アンド・アルパート美術館
へ/今日までのピクトリア・アンド・アルパート美術館
2 ロンドン科学博物館の沿革 = 271
サウス・ケンジントン博物館からロンドン科学博物館へ/ベル報告書
と1910年代までのロンドン科学博物館/第一次世界大戦から1930年代まで/ライオンズ館長とロンドン科学博物館の新/第二次世界大戦から近年までのロンドン科学博物館
3 ルーヴル美術館,パリ工芸院博物館、大英博物館と
サウス・ケンジントン博物館の比較 = 287
4 スミソニアンの博物館の成立・・・・・...
スミソニアン・インスティテューションとは/スミソニアン・インスティテューションの設立/初代総技ヘンリー/国立博物館とグード = 289
第6章|科学技術博物館の完成 = 309
1 ドイツ博物館とその影響 = 310
オスカル・フォン・ミラーとドイツ博物館のなりたち/ドイッ博物館の発展/近年のドイツ博物館/20世紀につくられた科学技術史博物館ードイツ博物館の影響
2 米国における技術博物館の成立 = 335
3 シカゴ科学・産業博物館 = 338
シカゴ科学・産業博物館の設立とケンプファート時代/ドーズによる転換とローアによる正式開館/進歩の世紀博覧会とローア/ローアのシカゴ科学・産業博物館入り/1950年代までのシカゴ科学・産業機
物館/1960年代のシカゴ科学・産業博物館/レノックス・ローア/
ローアの大衆教育/シカゴ科学・産業博物館のローア路線と米国社会
/1970年代からのシカゴ科学・産業博物館/シカゴ科学・産業博物館の「第二の転換」
第7章|スミソニアンの技術博物館 = 371
1 実現しなかった技術博物館 = 372
2 国立歴史技術博物館から国立アメリカ歴史博物館へ = 373
米国技術史学会と技術史学の形成/国立歴史技術博物館の設立/国立
アメリカ歴史博物館への転換
3 スミソニアン・インスティテューションの拡大 = 384
4 国立アメリカ歴史博物館の展示 = 390
5国立航空宇宙博物館
一栄光の殿堂からメッセージ型展示への動 = 400
第8章|サイエンスセンター = 407
1 サイエンスセンターの誕生 = 408
サイエンスセンターの原型/発見宮殿/サイエンスセンターの発展/
サイエンスセンターへの批判
2 エクスプロラトリアム = 419
オッペンハイマーの生涯とエクスプロラトリアムの沿革/エクスプロ
ラトリアムの展示/オッペンハイマーの考え方とエクスプロラトリア
ムの新しさ/エクスプロラトリアムの影響
3 パリのラ・ビレット= 429
4 サイエンスセンターの今後 = 434
第9章|現代における博物館の変貌 = 439
1 スミソニアンの動向一社会での論議と博物館 = 439
国立自然史博物館の<変化の種)展示/エクスターナリスト展示
<米国人の生活における科学)/最近の国立アメリカ歴史博物館/国立
航空宇宙博物館のウヴァー゠ヘイジ館/国立アメリカン・インディアン博物館,および黒人博物館の計画/スミソニアンの博物館の今後
2 博物館の今後 = 459
有料化と超目玉展示/教育への注力と科学リテラシー/フォーラム化
の可能性/商業化の問題/博物館における観客の自由と新しい博物館
論
むすび = 464
付表 = 467
注 = 463
文献 = 497
索引 = 525
あとがき= 537