목차


本論集の趣旨 - 西谷大 = 1


総合資料学の創成にむけて - 久留島浩 = 7

1.「地域の学術文化の復興」 と総合資料学 = 13

- 東日本大震災における資料保全活動の体験から -


はじめに = 13

1. 地域の学術研究を支えたもの = 14

2. 資料所在調査から見えてきたことー山形県大蔵村を事例として = 25

3.「地域の学術文化の復興」をめざす = 31

おわりに = 33

column 1 戦後(1945-1953)の沖縄の博物館づくり

- 資料収集はいかに行われたか - 園原 謙 = 34


2. 総合資料学の射程と情報基盤 = 42

はじめに = 42

1. 総合資料学のための情報基盤 = 44

2. システムの人文情報学における研究史的位置づけ = 46

3. 総合資料学のため,実際に構築した情報基盤 = 49

4. プロトタイプの課題 = 56

5. 基盤となる目録と研究ーー「研究循環アクセスモデル」 58

6. 研究成果の直源化と「オープンサイエンス」 = 62

おわりにかえて = 63


3. 京都大学研究資源アーカイプにおける
研究資料情報の共有
五島敏芳・戸田健太郎 = 65

はじめに = 65

1. 京都大学研究資源アーカイブ概要 = 65

2. アーカイブ資料管理手法上の工夫 = 67

3. 情報システム上の環境整備 = 68

4. 利益・課題 = 72

おわりに = 74


4. コンピューターによる時間情報の記述と活用
関野 樹 = 65

はしめに = 76

1. 時間情報システムとHuTimeプロジェクト = 76

2. コンピューターでの時間情報の扱い = 80

3. 実際に用いられる時間の表現 = 81

4. コンピューター内の時間表現 = 83

5. 日付文字列の読み取り = 84

6. 暦変換サービス = 88

7. Linked Data = 92

8. 外部アプリケーションとの連携 = 95

おわりに = 96


5. 東京大学史料編纂所の編纂と
その事業にともなうデータベース
山川太告 = 98

はしめに = 98

1. 史料編第所における事業” = 99

2. 史料研究 = 99

3. 編第・出版 = 101

4. 編第とデータベース = 103

5. 編第と組織 = 105

6. 史料目録と分類 = 107

7. データベース管理と史料デジタル化 = 109

8. 史料画像とその管理 = 110

おわりに = 112

column 2「古代の百科全書」としての『延喜式』

異分野からの「延喜式』研究の歩み
小倉慈司 = 114

6. 博物館資料を多角的に読む

ー風景写真を事例に
青山宏夫 = 120
おわりに = 120

1. 歷史資料との風景写真 = 121

2. 風景写真の「いつ」を考える一一べアトの江戸バノラマ写真 = 123

おわりに = 134


7. 資料の自然科学分析

ー土器付着物と民族資料
渋谷綾子 = 136

はじめに = 136

1. 残存デンプン粒分析と博物館資料 = 136

2. 調査対象とした資料と分析方法 = 138

3. 残存デンフン粒の検出結/有 4

4. 検出デンプン糧の候補植物 = 144

5. 民族土器に残存するデンプン粒の意筬 = 149

おわりに = 151

Column 3. の色付ー人文科学と自然科学からみた江戸時代の職ム技ー

総合資料学の未来を考える一パネルディスカッションから一

西谷 大 = 161

1.「大学や博物館が所蔵する活きた資料」のテータ活用と新たな研究

一地域・歴史・自然・博物館の立場から = 162

2.「総合資料学」の未来 = 168

おわりに = 174

執筆者紹介